句会はどんなことをするの?

初めて参加される方にもわかりやすく

月1回行われる句会に必要なもの、句会の大まかなながれについてご紹介します。

句会に必要なもの

短冊の例
短冊の例
  • 筆記用具
  • 自作の句 4句
    (初回参加者等は3句以下でも可)

     当季雑詠、有季定型、自作未発表のもので

     お願いします。

     短冊にそれぞれ1句づつ書いたものを持参

     されるとスムーズに進行できます。

     ※当季雑詠…句会が行われる季節の季語を

             入れて詠んだ句

     ※有季定型…季語が入っており、五七五の

             形式に則って作られた句

     ※短冊………紙を縦長に切ったもの

         (コピー用紙、チラシの裏など)

  • 辞書(電子辞書等)
  • 歳時記(季語を集めた辞書、季語辞典のこと)

句会のながれ

一 句稿の準備

句稿に清記
句稿に清記

 ①句の書かれた短冊を参加者から集めます。

 

 ②集めた句をシャッフルします。

 

 ③シャッフルした句を句稿に清記します。

   ※読みやすい字でお願いします。

     清記後、コピーするので

    黒や青のボールペン等で

    お願いします。特に指定がない限り、

     分かち書き(五、七、五に区切っての記入)は

    しないでください。

 

 ④全ての句の清記が終わったら、句稿を参加人数分コピーし、

   参加者全員に配布します。

 

 

ニ 選句、披講

 ①句稿が配られたら選句に入ります。

   選句時間内に自分がいいと思った句を、5~7句選びます。

   ※選句時間、選ぶ句数はその時の参加状況で若干変更があります。

   自分の作った句を自分で選ぶことはできません。

 

 ②参加者全員の選句が終わったら、披講に入ります。

   順番にそれぞれ選んだ句を読み上げてもらいます。

   自分の句が選ばれても、まだ名乗らないでください。

   ※披講の仕方…披講は自分の名前、選んだ句の番号、選んだ句の順に

             読み上げます。

    例) 「○○○○選、1番、○○○○○△△△△△△△□□□□□、

        2番、○○○○○△△△△△△△□□□□□、……、以上です」

 

 ③参加者の披講に合わせて自分の句稿に各人の選をいれていきます。

  句稿の「互選」の欄に正の字でいれていく、選をした人の名前をいれていくと

  わかりやすいです。

 

 

三 合評

 ①参加者全員の選が終わったら合評に入ります。

   参加者の選が入った句から順番に、その句について選んだ方より

   30秒~1分程度で評を述べていってもらいます。

   (初回参加者等慣れていない方はパスも可)

   例) その句のどこがいいと思ったか、句からどのような情景が浮かんだか

      作者に訊いてみたいこと、改善すべき点

 

 ②選んだ方全員の合評が終わったら名乗りに入ります。

   句の作者は自分の名前を名乗ってください。

   名乗りのあった句はその句の「作者」の欄に作者名を書いておくと
   わかりやすいです。

 

 ③選が入った句全てについて①~②を行います。

 

 ④選が入らなかった句について合評を行います。

   なぜその句を選ばなかったのか、その句のどこがわかりにくかったか、

   どうすればもっとよくなるかなど、参加者どうしの意見を交換します。

 

 ⑤合評が終わったら名乗りに入ります。

   句の作者は自分の名前を名乗ってください。

 

 ⑥選が入らなかった句全てについて④~⑤を行います。

 

 ⑦全ての句について合評と名乗りが終わったら句会の終了です。

   ありがとうございました。